
泣いて、叫んで、それでも“弟のため”に立ち上がる。
■ キャラクター考察:香月 柚(17)
CV:朝霞凪様
キャラクター詳細
● 表の顔:元気・熱血・男勝りな泣き虫姉ちゃん
- 第一印象はとても明るくて活発、そして感情的。
- 「牛丼好き」「木登り好き」など、少年のような趣味が多く、性格も“男勝り”。
- だが同時に「泣き虫」というギャップがあるため、ただの粗野キャラではなく、感情表現が素直なタイプとも言える。
- 弟みつるに対しては過保護気味で、かなりのブラコン気質。
この要素だけでも「親しみやすく、ムードメーカー」でありながら、「繊細な保護者」の面も持つ人物像が浮かびます。
● 過去と内面:反逆者の娘としての“居場所の喪失”
「つつじの里の反乱で、両親が反つつじ勢力だった」
これは柚にとって非常に根の深い傷です。
- 反逆者の娘として差別されたり、腫れ物扱いされたりした過去。
- “普通の居場所”がなかったために、他人を先に拒絶するような性格が育った可能性も高い。
- 「玲達に負の感情を抱いている」という描写から、彼女の視点では“家族を奪った存在”と認識されている。
つまり柚は、
「守るもの(弟)」が唯一の生き甲斐であり、それ以外の世界は敵に近い」という危うさを持っているキャラクターです。
● 性格の二面性
| 側面 | 内容 |
|---|---|
| 表面 | 元気で活発、男勝りでよく笑うムードメーカータイプ |
| 内面 | 両親を失い、居場所もなくし、弟だけが世界の中心となった心の脆さ |
このアンバランスさが彼女の魅力であり、
「明るさの裏にある怒りと不安」が物語の中で次第に炙り出されると、非常にドラマ性が強くなります。
● 弟・みつるとの関係:盲目的な愛
- 「目に入れたら痛いほど可愛い」という表現からも分かる通り、みつるは柚にとって希望であり、拠り所。
- おそらく彼女の人生は「弟を守る」ためにあるようなもので、自分のことは二の次。
- それが彼女の強さでもあり、同時に脆さの原因でもある。
みつるがもし別の道を歩みたいと願った時、
彼女はその“自立”にどう向き合うのか?
というテーマは、非常にエモーショナルな展開に繋がります。
● 玲に抱く感情:未解決の怒りと喪失
「玲達に負の感情を抱いている」
- この「玲に対する感情」は、単純な憎しみではなく、“誰にもぶつけようのない感情”として蓄積されてきたもの。
- 玲が冷静沈着・中立的なキャラクターであるほど、柚のような感情型人間とは反発が強まる。
しかし:
- もし彼女が玲と対話し、「あなたの両親が死んだのは仕方のない犠牲だった」と言われた時、
- 柚が感情を爆発させる場面は、読者にとって大きなカタルシスとなるでしょう。
● 柚が担う物語的役割
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 情熱 | 感情で動くキャラとして、冷静なキャラ達との対比になる |
| 保護 | 「弟を守る」という芯の強さと愛情が、戦争の中でも一貫している |
| 対立 | 過去の因縁からくる玲との衝突、七瀬との姉妹的な関係も生まれうる |
| 成長 | みつるを通じて「誰かを手放して信じること」を学ぶ可能性がある |
● まとめ:香月 柚とは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表面性 | 牛丼好きで木登り好きな、男勝りで泣き虫なムードメーカー |
| 内面性 | 両親を喪った悲しみ、反逆者の娘としての苦しみ |
| 弟との関係 | 過保護で全力で守るが、それが自分の生き方を縛っている |
| 敵意の対象 | 玲=「自分から家族を奪った象徴」として憎んでいる |
| 魅力 | 熱血・感情・姉属性が爆発した、まさに“心で動く少女” |


